私の今最も好きなピアニストの一人に、「小菅優」さんがいる。
彼女のソロリサイタルを聴きにいずみホールまで行ってきた。
ソロは何度目か。
神奈川まで彼女のリサイタルのためにいそいそと出掛けたこともある。
それくらい素晴らしい。
女性とは思えない貫禄。
若い外見からは想像出来ない円熟された音楽。
卓越したテクニック。
呼吸が出来ないほどの美しく繊細なピアノ。
これがピアノから出る音か、と疑いたくなるほどの迫力あるフォルテ。
とにかくスゴいのだ。
ベートーベンのソナタ全楽章が、余りの集中力の高さに驚くほど短時間に感じる。
あっという間に、ベートーベンのソナタ3曲が終わっていった。
いずみホールでのピアノの演奏会は、私にとってまさに至福の時だ。
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