大阪教育大の定期演奏会なるものに初めて行った。
オーケストラの演奏会だが、ソリストである岡本麻子さんのピアノを聴きたかった。
プログラムはプロコフィエフのコンチェルト3番。
この曲は誰もが弾ける曲ではない。
と思う。
手が大きくないと無理。とか、
身体が大きくないと無理。とか、
体力がないと無理。とか、
女性には難しい。とか言われている難曲である。
それを、目が釘付けになるほどの迫力とテクニックで、麻子さんは見事に演奏した。
私の目も口も、ずっと開いたままだったんじゃないかと思うくらい、驚くべき卓越したテクニックと迫力。
もちろんそこには音楽が溢れている。
信じられなかった。
小菅優さんもだが、岡本麻子さんも間違いなく日本を代表する女性ピアニストだ。
終わったあと、何人もの口から
「信じられない。よくあんな小さな身体で.....」
という感想を聞いた。
行ってよかった。
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